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トイレ改修工事の過程とGL工法を学ぶ

とある現場のトイレリニューアル工事を見てきました。

今回も解体から完成まで見ることができ、とても楽しかったです。

トイレリニューアル工事の現場にて

元は給湯室でした。それを壊し、後ろの扉を塞いで多目的トイレにするという工事です。

軽量鉄骨で下地を立てて、ライニング(配管スペースを取るために壁の一部をふかして作られた場所のこと。)を作ります。

この時点で既に便器を固定するステイや稼働手すりのパネルが取り付けられていきます。

ボードを張り、ライニングも仕上げられてきてあとは壁や床、便器や手すりの取付に入ります。

このような過程を得て、トイレ空間が作られていきました。
(※完成はTOP写真参照)

車椅子の方のために動きやすく広々としたトイレ、そして存在感のある造作のミラーは木目クロスの壁によく合っていて、白くて明るいトイレを暖かく照らしています。

同時進行で多目的トイレの外には棚を設置するため、もともとあった建具を外し壁をふかして新しく棚をつけるという作業もしていました。

ここでは初めてGL工法を見ることができ、団子や団子のある部分を叩くと音が違うということはこういうことかと実際に体験することができました。

トイレという小さい空間ではありますが、配管や電気の位置の調整などは非常に細かく計算された作業なのでとても勉強になりました。

次、このような仕事がきたら今回現場で見たことを生かしていきたいです。また、もっといろいろな現場でいろんな収め方工夫の仕方を学びたいと思いました。

この記事を書いた執筆者
  • 星川 鴻紀
  • 設計部GL

一緒にモノづくりしましょ!

大工である父から影響を受け学生時代は建築デザインを学びました。入社してからは3年間施工管理をして、現場での納まりや知識を学びながら図…