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【 ロードバイク カスタム】初めてのロードバイクカスタマイズの注意点

自転車 メンテナンスピット

スポーツバイクを買ってある程度乗っていると「このパーツ変えたいなぁ」「カスタマイズしてみたい」となります。
今回はロードバイクのパーツ交換やカスタムするときの注意事項を解説いたします!

①ロードバイクのコンポーネントには互換性がある

ロードバイクを買ったばっかりの方は「コンポーネント?ってなにそれ?」という方いますよね。大丈夫です。最初は皆さん分かりません。

コンポーネントとは

自転車一台を組み上げるのに必要な主要パーツの集合体を総称して「コンポーネント」と呼ぶ。主にブレーキやクランクなどが当てはまります。
シェア率の約7~8割をシマノが占めている。
通称「コンポ」にはメーカーによりさまざまなグレードが存在する。
シマノの場合上から

・DURA-ACE デュラエース 型番R92○○
・ULTGRA アルテグラ 型番R81○○
・105 イチマルゴ 型番R71○○
・Tiagra ティアグラ 型番47○○
・SORA ソラ 型番R30○○
・Claris クラリス 型番R20○○

上のグレードになればまるほど重量が軽くなり剛性や変速段数が増えていく。プロロードレースの場合は最高グレードのDURA-ACEが使用されることがほとんど。
憧れやかっこよさから一部パーツをDURA-ACEに変更するカスタマイズもあります。
例えば、元はコンポーネントがシマノ ティアグラのロードバイクにDURA-ACEのクランクを装着した場合どうなるでしょうか。
ティアグラはリア10段変速。デュラエースは最新12段変速です。
変速段数が変わればチェーンの厚さやチェーンのピン間隔が異なります。ピンの間隔や厚さが異なるため10速と12速は互換性がありません。
互換性がない場合、うまく調整できなかったり最悪パーツ破損につながります。
なので、部品を買う前に互換性があるかチェックしましょう。
シマノのコンポーネント互換性チャートはこちら

他メーカー(カンパやスラムとは基本的に)互換性がない。段数や型番によって使えるものはあるが使用は自己責任となる。

②ステムやシートポストにはサイズがある

現在新車として販売しているロードバイクのサイズはほぼ決まっています。ただし、シートポストを交換する際に間違ったサイズを購入すると使用できないことも。そうならないために事前のサイズと自分の自転車に使用できるのかチェックしましょう。
元から自転車についているシートポストの外形を測定して同じサイズのシートポストを買えば間違いないでしょう。
また、サドルクランプ部(やぐら)にもカーボンレール用とアロイレール用の二種類がある為間違えないようにしましょう。

ステムにもサイズがいくつかあります。
コラムクランプ部は直径28.6や直径31.8などサイズがあります。現行のロードバイクは28.6がほとんどです。
GIANTやCANYONなどは31.8を使用しており、ステムの選択幅が少なくなっています。
純正ステムもしくはGIANTなどのOD2用ステムなどが使用できます。

ハンドルクランプ部はほとんど直径31.8が主要サイズです。dedaは直径31.7のためハンドルがdedaしか使えません。クランプは出来ますが、組み合わせによってはハンドルの破損や固定ができない事があります。ご注意ください。

③ディスクブレーキ ローターの固定方法

ブレーキローターには2つの固定方法があります。固定方法を紹介します。

・センターロック
・6穴固定

の二種類です。

センターロックはシマノが開発した固定方法です。ホイールとローターに溝がきってあり、それをかみ合わせてロックリングで固定します。
内セレーションの固定にはスプロケットのロックリングを固定する時と同じ工具を使用します。
外セレーションの場合はホローテックⅡのBBを取り付ける工具を使用します。

6穴固定は主にZIPP(SRAM傘下)はセンターロックの採用を最近までしていなかった。それはシマノにセンターロックの使用料金を支払いたくないからと言われている。
モデルチェンジ後のZIPPはセンターロックを採用している。

重量は6穴固定式の方が軽くなりますが、取り外しに関してはセンターロックに軍配が上がります。
ロードバイク用のホイールはセンターロック方式がほとんどで6穴固定はほとんどありません。
両者共にメリット・デメリットがありますが普及しているのはセンターロックです。
一部メーカー(カンパ・フルクラム)はセンターロックを採用しているが、付属のセンターロックを使用しなければいけません。

④ BB はフレームによって異なる

BB(ボトムブラケット)とはクランクとフレームの間にある部品です。クランク軸を支えて円滑に回転させる部品です。

フレームによって異なると言いましたがほとんどの場合はメーカーごとに異なる場合がほとんどです。
BBにはねじ切りタイプと圧入タイプの二種類があります。
以前はねじ切りがほとんどですが軽量を求めたフレームメーカーが圧入BBを開発しました。
それゆえにフレームメーカーなどが独自のBBを開発して種類が増えました。
その数20種類程度。

もしも自分のバイクのBB規格がわからない場合はBBシェル内径と横幅を計りましょう。

横幅と内径を計測したら適合表でBBシェルにあうBBを購入しましょう。
その際に取り付けするクランクによりBB内径が異なるため注意しましょう。

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