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【ライド中のトラブル】出先でのメカニカルトラブルに対応できるようになろう!

ライド中にメカニカルトラブルにあったことがある方いると思います。長い距離を走るブルべやロングライダーはメカニカルトラブルにある程度対応できないと帰宅できなくなり困ります。
今回はライド中に発生しやすいメカニカルトラブルを紹介します。

①パンク

一度はパンク経験あるのではないでしょうか。異物を踏んでしまってパンクしたり、空気を入れ忘れていてリム打ちパンクなど様々な原因があります。
異物を踏んでしまってパンクした際は異物を取り除き、チューブを交換する。タイヤに大きな穴が開いている場合はタイヤ用パッチを貼りましょう。
リム打ちパンクは空気を入れていないことが大半です。この場合はタイヤに穴が開くことはないのでチューブ交換で対応できます。
チューブレスレディでサイドカットパンクの場合はシーラントで対応できる可能性が下がる為、チューブドにできるようにチューブを用意しましょう。
チューブラーはパンクした場合、チューブのみ交換できないためチューブラータイヤごと交換になります。

②チェーン

チェーンは何百個のパーツが連結している。長い距離使用しているチェーンは連結部分が消耗していきます。やがて連結部分からチェーンが切れます。
整備状態が悪いチェーンやメーカー交換推奨距離よりも長い距離走っている場合はチェーンが切れることがあります。
チェーンが切れると切れた部分を再度繋げることはできません。大きく変形して使用できない状態になります。
走れるようにするにはディレイラーに通さずにシングルにする。予備のチェーンに交換する。といった方法があります。
日々のメンテナンスをしっかり行いチェーンの状態を良好に保つことで防げるかもしれません。
クイックリンクやミッシングリンク等で連結している場合、不意に連結金具が飛んでしまう事も考えられるので予備があると安心です。

③ボルト

ステムやハンドルなど、ロードバイクのさまざまな部分にボルトが使用されています。ボルトは適切なトルクで締め付ければ基本的に緩むことはありません。
ですが、長期間メンテナンスしていないとボルトのゆるみが発生することがあります。
ロードバイクだけではなくシューズのクリート固定ボルトが緩むことがあります。スレッドコンパウンドなどを塗布して適正トルクで締め付けましょう。
出先ではトルクレンチがないので手の感覚になってしまいます。パーツ破損が心配な方は携帯型トルクレンチを使用しましょう。

④ブレーキ

ロードバイクの速度を制御できるブレーキ。ディスクブレーキの場合、大きな音鳴りがしたり輪行先でホイールが装着できないトラブルがあります。
ディスクブレーキの場合、多少の音鳴りは仕方ありません。ですが、大きな音鳴りとブレーキング能力低下が起きている場合はオイルが漏れてしまいローターに付着している可能性があります。
突然、発生した場合はブレーキ周りをチェックしましょう。オイルが漏れている場合、対処はほぼ不可能です。
輪行先でホイールが装着できないトラブルがあります。これはダミーローターを装着すればこのようなことにはなりません。
ホイールが取り付けられない場合はブレーキキャリパーのピストンが飛び出ていないか確認しましょう。
飛び出していた場合はピストン押しがあればよいです。ない場合はタイヤレバーでも押し戻すことができます。
輪行先でよくあるトラブルの一つなので注意しましょう。

メカニカルトラブルに対処するために

メカニカルトラブルはライドのつきものです。少しでも異常を感じたら点検を行いましょう。事故やパーツ破損を防ぐことにつながります。
もしも、メカニカルトラブルが発生してしまっても対処出来るように最低限の工具を携帯しましょう。
最低限の工具
・六角レンチ(2~6㎜)
・タイヤレバー 慣れていれば一個で作業可能。慣れていない場合は三個使用しましょう。
・予備チューブ又はパッチ(劣化していないもの)
・ハンドポンプ又はCo2インフレーター かさばらず楽に空気を入れるならCo2インフレーター

あった方が良い工具
・チェーンカッター
・ミッシングリンクなどのチェーン連結工具(自身が使用するチェーンに適合するもの)
・ゴム手袋
・チューブバルブの替え

があると良いです。
事前の準備をして快適なライドをしましょう!

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